猫は塩を食べることができますか？

猫

猫は汗をかかないので塩分の摂取量が少ないという人もいます。また、腎臓や尿路系が非常に弱いので、塩分を摂取すると尿路結石などの病気になりやすいと言われています。本当にそうなのでしょうか？

暑い天候のときには、体のあらゆる部分から大量の汗が出ますが、この汗には塩分が含まれています。つまり、人間の塩分代謝の一部は発汗によって行われているのです。猫は汗腺がそれほど発達していないため、最も暑い夏でも大量に汗をかくことはなく、大量の塩分を代謝することもないため、大量の塩分補給は必要ありません。

猫に長期間塩を与えた場合、しばらくの間は悪影響が見られないかもしれませんが、時間が経つにつれて悪影響が明らかになります。たとえば、研究によると、塩分を過剰に摂取すると猫の抜け毛が増える可能性があることがわかっています。もしそうだとしたら、本当に猫に塩を一切与えてはいけないのでしょうか?

猫がキャットフードを食べている場合は、そのキャットフードに適量の塩分が含まれています。しかし、猫のために自分でキャットフードを作っていたり、おやつを購入したりしている場合は、主食に塩分を入れないようにし、決して塩分の多い食べ物を与えすぎないようにすることをお勧めします。スナック菓子にはある程度の塩分が含まれているからです。猫は人間が食べる肉料理を好むかもしれませんが、肉料理に含まれる調味料のせいで、食べた後に病気になりやすいのです。味気ない食べ物でかわいそうに見えても心配しないでください。猫は味覚があまりありません。いい匂いがすればおいしいと感じます。つまり、魚臭ければ何でもいいのです。